こんにちは(自称)美容系ブロガーの吉岡てんぱです。
2021年、パンテーンが髪の毛のUVケアアイテム「UVカットヘアオイル」のCMを大々的に打ったことで注目を集めている、”髪の毛の紫外線ダメージ”。
髪の毛の紫外線ダメージは、肌と違って日焼けしても色の変化が見られにくく、可視化しにくいため気にしない方が大半ですよね。

そこで本日は、
- 髪の毛の紫外線ダメージ例
- 今からできる!髪の毛のUVケア
について、簡単に、かつわかりやすく解説していきます。
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紫外線を浴びた髪の毛は確実にダメージを負っています
紫外線を浴びると、肌は色が濃くなったり乾燥したり、あらゆるダメージを受けます。
そして今回注目するのは髪の毛。
髪の毛は体の一番高いところ=最も太陽に近いところにあり、帽子をかぶったり日傘をさしたりしない限り、体内で一番多くの紫外線を受け止めています。
紫外線は再生不可能なキューティクル成分MEAを壊す、ヘアケアの大敵!
- 毛先を中心にごわつき・乾燥を感じる・くせやうねりが増える
- 目立ったダメージはないのにいつもより髪の毛の手触りが悪い
- ヘアカラーの退色が早い
髪の毛の表面を覆って手触りをよくしてくれるキューティクル。
このキューティクルの成分である「MEA(別称:メチルエイコサン酸)」は紫外線に非常に弱い成分として知られています。
健康な髪は、最表面がMEAと呼ばれる脂質でおおわれたキューティクルが何層にも重なり合って、内側のコルテックスやメデュラを守っています。最表面にあるMEAが紫外線やヘアカラー(ブリーチ)によって失われると、表面にかかる摩擦が増大して、キューティクルが傷むきっかけになります。
紫外線によりMEAがダメージを受け、量自体が減っていくと、キューティクルがボロボロに。
ボロボロのキューティクルでは髪の毛の手触りをよくすることはもちろんできなくなり、髪の毛内部の水分・栄養分がダダ漏れ状態…その結果、髪の毛は乾燥しごわごわになり大暴走…。
髪の毛内部に浸透していたヘアカラー成分も躊躇なく日々のシャンプーで洗い流されていきます。

MEA、一度失われたら戻りません! 新しく髪が生えかわるまで、指通りの悪い髪で過ごすことになってしまいます。
どんなトリートメントを使おうが、ヘアサロンで高級ヘアエステを受けようが、一過性の髪質改善にしかならず、「キューティクルを復活させる」という根本的な解決には至りません。
黒髪より明るい髪の色の方が紫外線ダメージは少ない?なんてことはないです
紫外線は黒いもの・色の濃いものほどよく吸収されます。
そのため、黒髪は紫外線を吸収しやすく、どうしてもUVダメージも大きくなりがち。

紫外線はメラニン色素を分解するため、ヘアカラーやブリーチをしている髪の毛は変色しやすくなります。
その上、すでにヘアカラーやブリーチで髪の毛はダメージを受けている状態。
髪色に限らず、紫外線の強い日はしっかりUVケアをしたいものです。
髪の毛は1年を通してUVケアするのがベスト
画像出典元:watashi+by shiseido「春の紫外線量は真夏と同じ!?おすすめUVカットアイテム&選び方のポイント」
肌と異なり、髪の毛は1年中紫外線を浴びているため、紫外線量に関わらず本来1年を通してUVカットするのが正解。
ただ、UVケアには時間もお金もかかるので、「1年中UVケアするのはしんどい…」なら4月~9月だけでも重点的にケアしてくださいね。
紫外線ダメージで失ったキューティクルは戻ってきません。

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今すぐできる!髪の毛のUVケアの基本
つづいて、髪の毛のキューティクルを紫外線ダメージから守るためにできることをまとめました。
すべて同時に行うのがベストではありますが、1つ行うだけでもUVダメージは軽減できます。

1.帽子・日傘を使う
物理的に紫外線を浴びないよう、帽子・日傘を利用してみましょう。
帽子や日傘の色はより紫外線を通さない色を選ぶのがおすすめ。
画像出典元:ウェザーニュース「紫外線対策に使う日傘意外とUV防止効果の高い色は?」
となると、圧倒的におすすめなのが、紫外線を通しにくい黒い帽子・日傘です。

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2.髪の毛が濡れた状態で日なたを歩き回らない
気温が高くなるとプールや海に遊びに行きますが、その際髪の毛が濡れた状態で日なたにいると、想像以上のスピードで髪の毛はダメージが進行していきます。
とはいえ、髪の毛を濡らさずに遊ぶのは無理ですよね。
なので、
- ロングヘアの方は髪の毛が濡れにくいようまとめ髪にする
- UVケアアイテムを利用する
など、少しでも髪の毛を紫外線から守る工夫をしましょう。
3.髪の毛用のUVケアアイテムを使う
今年は髪の毛のUVケアアイテムが豊作。
以前に比べ価格帯もかなり下がってきて購入もしやすくなったので、今年は髪の毛専用のUVカットアイテムを使って紫外線からキューティクルを守ってみませんか。
基本的な使い方は、髪の毛全体にUVケアアイテムをなじませるだけ。

使いやすさ抜群!パンテーンのUVカットヘアオイル¥1,100(tax in)
パンテーンのUVケアアイテムはさらっとしたオイル状なので、髪の毛が長い人・多い人でもさらっと髪全体に広げやすいです。
香りはさわやかなゆず×ジャスミンの香りですが香り残りはしつこさゼロ。
他のスタイリング剤と合わせて使っても問題ありません。
使い方のコツは少量ずつ手の指に馴染ませて、髪に塗布すること。
オイルが大量に出ないよう設計された容器なので、しっかり量を調節しながら使ってみてくださいね。
スプレータイプで時短UVケア!ナプラミーファ¥1,320(tax in)
美容院の多くが取り扱っている髪の毛用日焼け止め「ナプラミーファ」。
コンパクトなボトルで見た目もスタイリッシュ、持ち運んで出先でのUVケアにも使いやすいです。
香りは全7種類。
リーズナブルなので、気分やファッションに合わせて選んでもいいですね。
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髪の毛のUVケアを徹底してうるツヤヘアで秋を迎えよう
肌のUVケアをがんばって白肌を保っても、髪の毛がボサボサ・パサパサだとどうしても老けて見えます。
本来、肌以上に気を遣うべき髪の毛。
髪の毛のケアが行き届いているだけで印象はかなりよくなるものです。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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